*初恋*



胡桃は美沙稀さん観察をしている
わたし不思議そうにを横目でちらっとみてから
すぐまた、美沙稀さんの方をみて
言った。


「それで?
今日はどんな用事なの?」


その質問を聞いて
美沙稀さんは一瞬きょとんとし
ハッとした顔になって
手のひらをパンっとたたく。


相手は大人だが
その仕草がなんとなく
可愛いなぁと思ってしまう。


「はいはいはいっ
用事ねぇっ
そういえばわたし
用事があってあなたたちを
呼んだんだったわぁ!」


「まったく……
しっかりしてもらわないと
困るわ………」


そんな無邪気な美沙稀さんをみて
心底飽きれたように
首を振って見せる胡桃。


このふたりのやりとりは
本当おもしろいなぁと
思った。
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