12歳と17歳、危ない歳の差恋愛なんです。

「ただいまっ」

バンっっと勢いよく裏のドアを開ける。

「んお?! んだよ、海空か。 あれ一輝は?」

「帰るっ」

「え? どうしたの?」

六汰さんも音季さんも心配してる。

「海空、買い出しは?」

「ごめんね、お父さん。 一輝に任しちゃった。もう…帰るからっ」

急いで持ってきた荷物を抱えて駅まで走り出す。



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