トキのカナタへ
(うわーお…
眩しい……眩しすぎる…
……………………か、帰りたい…)
その男の子のオーラを前に、紗和は逃亡願望を胸に秘める。
「…はじめまして。…………って言っても本当ははじめてじゃないんだけど。………………仙崎竜也です。よろしくね。」
爽やかな笑みを浮かべながら言う竜也。
普通の女子ならば顔を赤く染めるであろう。
だがしかし………
(…本気で逃げたい………)
紗和は思いっきり顔をしかめた(心の中で)。