暴走族と4才児!
祥平は香織の顔をまっすぐに見つめて、真剣な顔で言った。






「…………もう、嫌だって言われても、一生離す気ないですから」


「…っ、はい……」


香織は、幸せそうな顔で笑った。


祥平も微笑み返すと、2人はまた唇を重ね…………





「だぁぁ、押すなって言ってんだろ?!重いんだよバカ!」


「うるせぇなよく見えないんだよ、お前は前にいるんだからいいだろ?!」


「………………何してんだ、お前ら」


「あー…っと、いや、あはは……き、気にせず続きどうぞー!」


5人は、一目散にその場から逃げ出す。


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