秘密
それから数日後。

新学期が始まって、私は高3。

はるとは高2になった。


はるとと再び連絡を取り合うようになったきっかけの和田くんとは、同じクラスになった。


『まゆちゃん、同じクラスだね~!』

和田くんは真っ先に私のところへ駆け寄ってきた。


私はあれ以来、和田くんに自分からはメールを送らなくなっていた。

少しずつ距離をおいて、自然と忘れてもらうつもりだった。
けど、同じクラスになってしまって複雑な気持ちだった。

けど、中途半端な気持ちで傷つけたくなかった。


だから、
『一緒になったね。これからも友達としてよろしくね!』

私はすごく残酷な言葉で和田くんを遠ざけたのだ。
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