キミだけが。




それでも・・・
流風は憎めない存在だよ。


「あ、瑠依?」


「なにー?」


「彼氏さんがいるよー!」


「あ…ほんとだ。
朝練終わったんだ。」


「行ってきてもいいよ」


「ありがと☆」


流風にお礼言って走りだそうとしたとき…


「ねぇ、待って!!!!!」


流風が大声を出してあたしを引き止めた。








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