幼なじみ〜 それはもどかしい距離〜


「あ、この子達はその……」


「!もしかして、ネコか?!」


「?そうですけど?」



結城先輩はそれを聞くと、青い顔をして震え出した。



「ど、どうかしましたか?」


「あ、あたし、ネコだけはダメなんだ!!」


「あ、そうなんですか?!」



結城先輩はだんだん後ろに下がりだして


「じゃあ!!」



と言って、走り去ってしまった。



「いっちゃった…」




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