慟哭の彼方
Case2. 嘘つきの慟哭


悲しい景色のその中で、

お前が消えてく夢を見た。


寝ても覚めても醒めない夢。

それならいっそ壊してやろうと、

そんな力があったなら。


俺は迷わず、お前と「友達」になれていただろう。


だから俺は最後の勇気を出して、


誰かに助けを求めるんだ。


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