純子。

少し赤くなった目を擦りながら、彼女が振り返る。


『あのさ、忘れてって言われたけど、やっぱ忘れれるわけないじゃん』


『・・・』


『それに上手く言えないけど・・・。なんていうか・・・ほっとけないっていうか・・・』


『・・・』


.
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