【短編】風はこぶ夏色プロポーズ
風はこぶ夏色プロポーズ


どこまでも高い水色の空と

もくもくと立ち上がる入道雲


そして一歩前には

君の大きな背中


そんな私と君の間を吹き抜ける

夏色の風


夏が来たんだって知らせてるみたい


――あの日から15回目の夏が



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