幼なじみなんてこんなもん。

意外な告白

授業が終わる5分前。

あいつからメールがきた。

私はこっそり携帯を開く。

メールを見て思わず目を見開いた。

[迎え行く]

と書かれたメール。

差出人は見なくてもわかる。

駆だ。

すると、

前の席の友達、愛海が振り返りニヤニヤしている。

そして付箋紙に何かを書いて私の机に貼った。

「何を…」

私はそれに目を向けた。
そこには
[ 幼なじみからの愛のメール?]

「バカじゃないの!?」

私は思わず立ち上がった。

「何がバカなんだ?」

「えっ?」

あっ…

気づくとクラスのみんながこっちを見ている。

「すいません…」

私は思わず謝る。

「以後気をつけなさい」

そう言って黒板に向かった。

ハァァァ…

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