空の映るところ
学校
200×年、3月9日。

私は今日で、中学生活に終止符を打った。

思い出なんて1つもない、
友達なんて1人もいない、
モノクロのような世界から脱出したのだ。

唯一楽しかった事と言えば、放課後の部活動だけ。

極端に人数の少ない吹奏楽部の中で、毎日毎日楽器と向き合う事だけが生き甲斐だった。

必死に練習をしても、
人数不足の為、大会にも出れない。
田舎すぎて、発表する場所もない。

廃部寸前、そんなどうしようもない部活だったけど。

とても大好きだったのだ。
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