白いYシャツと夏空と君。
part:1

彼の背中。






「繭、話があるんだ」



彼は正座をし、
私の目の前に腰を沈めた。




「話??…何いきなり改まって」



ふざけたかのように
私はからかうが、

彼は真剣な表情で私を見つめる。


真っ直ぐな瞳で。




< 1 / 327 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop