白いYシャツと夏空と君。
part:2

私の過去





――――――――
―――――




――――高校3年の夏





「暑い……」



ミーンミーン
ジジジッ





私、鈴木繭は“彼ら”を待っていた。

至って普通の女子高生
顔もスタイルも。

だけど唯一の自慢はこの長い髪の毛だった




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