白いYシャツと夏空と君。




悲しくなってくる
自分が。
馬鹿だった、自分が。


「……馬鹿。」





あの頃の3人に戻りたい。それは、決して無理なことじゃない。

――…ただ、私が決めれば済む、話なんだ。



あやふやにしては戻れない。はっきりとした答えでなければ、私達は戻れない。


その答えを2人は待っているんだ。





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