白いYシャツと夏空と君。
part:7

未定






─────


撫でるように手の甲をさすった。今、彼が、キスをしたみたいな、…昔の思い出に少し浸りすぎた。



「……。」




あの後、美雪は泣きながら笑った。
「おめでとう!!」って

無理に笑った
だけど、前みたいな笑い方で、少し嬉しかったのを覚えてる。



ゴローちゃんは…
「いつでも来い。」なんてふざけたこと言って、彼を怒らせた。






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