白いYシャツと夏空と君。





何でゴローちゃんが謝るの?


「俺が…言ったんだ。」


「どういうこと?」





ぎゅっと眉を寄せ、腕時計を一瞬確認をする。




「時間がない、とりあえず話しながら行く。…車に乗れ、」


肩の次は腕を力強く掴まれる。私はそれを振りほどいた。





「──…だめ、絵、描けてないの。」



ゴローちゃんはまた、眉を下げた。





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