白いYシャツと夏空と君。





そう思うと、置いて行かれていない気がする。






「───…しょーちゃん!!!」


あ、声、出せた。















「愛してる。」













泣きそうな顔をした彼は笑顔で手を振って、密集した人混みの中へ消えていった。







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