白いYシャツと夏空と君。




「繭、」


「…ゴローちゃん」


「何だよ、その顔」


「いや、香水臭いなって。」




違かった。
私は辺りを見渡す

ゴローちゃんが来た後は必ず近くにいるはず。




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