結婚の条件《オオカミ秘書の恋愛指南》
触れ合う肩。


「…ベットは奥の部屋だ…」



「……/////」


私は何も言えず、顔を下に向けて、マグのコーヒーを喉に通す。



「……杏里にその気が無いならキスはしない」


「えっ!?」


「……」


「…怖いんだもん・・・」


「……部屋まで来て…お預けか?」


「それは・・・//」


「・・・」
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