結婚の条件《オオカミ秘書の恋愛指南》
中に入ると皆が俺たちを囲んだ。



「ねぇねぇ~隣のお姉ちゃんはだーれ??ヒロ兄ちゃん」



「…あ、彼女は俺のお嫁さんだ…」


「中尊寺杏里です。よろしく…」


「キレイ!!」


子供たちは俺の持ってきたお菓子や玩具よりも杏里に強い関心を寄せる。


杏里は子供たちを邪険するコトなく、笑顔で接した。



「杏里は子供スキか?」


「え、あ…まあ~」


「俺もダイスキだ…。俺は3人位欲しいんだが…杏里は何人欲しい?」



「えっ!!?誰の子供…話ですか??」


「俺とお前の子供だ…」


「//////」


たくっ~杏里は天然だなーーー・・・


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