結婚の条件《オオカミ秘書の恋愛指南》
「いいですよ……俺はあなたの手となり足となります。杏里さん」


「あ、ありがとうございます」


私は頭を上げて栗原さんに一礼した。


一礼したのはいいけど…額をテーブルに思いっきりぶつけてしまった。


カタッとコーヒーのカップソーサーが揺れる。


カップの中のコーヒーが揺れた振動で飛沫が少しソーサーに飛んでしまった。


「……すいません…私…少しドジなトコがあって…」


「いいですよ~あなたのようなタイプ…俺はスキですよ…」


私の心臓が彼の言葉で大きく跳ねて…高鳴った。

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