結婚の条件《オオカミ秘書の恋愛指南》
「…結婚までは…貞操を守るつもり?杏里さん」



「え、あ…」



「…プロポーズした時点から…まさかそこまで…想定してなかったとは言わないで下さい」



「・・・」



初対面とは少し印象が違って来た洋貴さん。



「それは…その…」
結婚すれば…当然…夜の生活はあるもんだとは思ってたけど。
会って二度目でスイートをリザーブしてるなんて…洋貴さん…手早過ぎない??



「…早くないですか?」



「…杏里が処女だってコトは分かってる…俺がちゃんとベットの上でもエスコートしてやるから…杏里は転がってればいい」



「!!!?」
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