結婚の条件《オオカミ秘書の恋愛指南》
私の上に跨る洋貴さん。


起き抜けにこの刺激は強いーーー・・・



「…その無防備さは俺に何をしてもいいと言う合図か?」


「私は…唯…湯船につかり過ぎて…上せて頭が痛かったから・・・」



「…確かに遅かったな…俺との夜の為に…念入りに身体を洗ってるのか思って、期待した」



「それも一理あります・・・」



洋貴さんは右手で私の長い髪を掬う。そして指先で遊ぶように絡めた。



遊ばれた髪先が少しくすぐったい。



「髪を弄られて、感じてるのか?」



「か、感じてるって・・・////」


その言葉の表現が卑猥過ぎて、私は頬を染める。



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