Color
脚立に上ってるあたしを見上げて、
「パンツ、見えてんぞ」
「えっ!?」
「嘘」
森川くんはそんな冗談を言って、作業の邪魔をする。
顔を赤くしながらお尻の方を全力で押さえ付けてるあたしを見て、森川くんは笑う。
「……っ」
恥ずかしさと少しの怒りが混ざって、言葉が詰まる。
でも、その森川くんの無邪気な笑い方に、あたしはほんの少しだけ見取れてしまった。
アハハと笑う姿に、何故かちょっとだけ胸が騒がしくなった。