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一通り話しが終わったところで、さよならをして別れた。


あたしが得に何をしたって訳ではないんだけど、なんでかすんごい!疲れた。

けして気のせいではない、疲労を感じる。


少し重い足取りで、玄関に向かうと岩崎先輩の姿があった。


「終わりました」

「みたいだな」

「…ずっとそこにいたんですか?」

傘かけに腰を下ろしてる先輩。





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