お前が俺に残したもの

0009



ーー昴Sideーー



「嫌、風呂の湯抜いた」


愛華がせっかく言ってくれたのに春のアホが抜かす


「俺らは明日入るからいーよ」


睨みあってる俺らをなだめながら直が言う


「愛華今日は寝なさい」


「…でもっ!…」

「寝なさい」


「…はぃ…」


愛華が出ていくのを確認した春は

「今日愛華ちゃん変な事言ってたんだけど…」



「なにって?」



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