危険な学校

「はあ!?」


拓也はかなり驚いていた。


まあそりゃそうだよね??


あんなに好きって言ってたのに、


拓也の告白断ったのに、


翼の告白返事してないとかありえないもん。


てかあたしだって分からないんだもーん!!


「・・・良かった。」

「・・・え??」


拓也が小さな言葉で呟く。


「いや、なんでも無い!!じゃまた明日!!」

「拓也――!?」


拓也はくるっと方向を変えて人ごみの方へと走っていった。



ごめん、拓也。


本当は聞こえたよ??


『良かった・・。』


って言ってたの―・・
< 143 / 195 >

この作品をシェア

pagetop