危険な学校

返事



「そう、押してもらったの。私に勇気与えてくれた。」

「・・そっか。」


小石を蹴飛ばしながらの2人の会話。



だって、そうでもしないと、

緊張解せないし・・・。


本当、心臓破裂すんじゃないかってぐらいバクバクいってる。


恥ずかしいけど頑張る。

だって拓也がくれたものだもん。



「翼、あのね?」



小石を蹴飛ばすのを止めた私は、翼と向き合う。

瞳と瞳の視線がぶつかる。
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