危険な学校
私は夕飯をほとんど食べ終えたときにそれは始まった。


お父さんが先にご飯を食べ終わっていつもならすぐお風呂に入るはずだったのに今日はずっと席に座ったまま。


どうしたんだろ?


さすがの私も不思議に思っていた時だった。


「姫奈・・?明後日にこの家から新しい家に引っ越すことになったんだ」


と申し訳なさそうにお父さんは言ってきた。


「ふ~ん・・。そう。分かった。」


私はそこまで驚かなかった。


だって私は何回も引っ越しを経験してるからね。

そこまで驚かなかった。


次の言葉を言うまでは・・ね??


「それで・・だ。学校も転校することになったんだよ。もう…学校には転校届けは出してある。転校する学校は共学なんだが・・大丈夫だよな?姫奈なら…。」


私は食べていた箸をつい落としてしまった。


え・・!?


転校する・・???


冗談じゃないっ・・!!


私は反抗しようと思った時にはお父さんは私から逃げていった。


「お父さんやだよ!私転校なんてしたくないよ~~!!」


私はお父さんに聞こえるように大声で叫んだ・・。


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