危険な学校
・・・・!!


かわいい~!!!


私は着終わって鏡の前で自分の姿を眺めた。

自分で可愛いって言ってるけどそれは制服の事だからね?決して私が可愛いわけじゃないから。


「姫奈~着終わった?入るわよ?」

「うん。良いよ!」


お母さんは私のことを見てすぐに


「可愛いじゃない!やっぱブレザーが良いわよね。姫奈は断然こっちの方が似合うわ」

「へへへ。ありがと。」


私も鏡で自分の姿を見てそう思った。


っていうか大人っぽく見えて良い。


「じゃぁ脱いでキチンと片付けなさいよ!明日着る物なんだから。」

「は~い」


私はお母さんが居なくなった部屋でもう一度鏡を見てから着替えた。






―夜遅くなり私は明日のためにいつもより早く寝た。



また・・。同じ夢?


私は昨日と同じような白いモヤモヤした所に一人彷徨っていった。

またあの男の子みたいな影が私に昨日と同じ事を言ってきた。


そしてまた私が誰なのかを聞こうとしたとき・・


夢は途切れた。



―本当なんだろう?この夢は・・
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