続 初恋〜UIREN〜 私だけを見て…


セミの声だけが、私の耳に聞こえた…


由香里は必死に大介にしがみつく…


大介は何か言っているようだけど、ここまで聞こえない…


大介…


そのまま、自転車の後ろに由香里を乗せどこかへ行ってしまった。


私の座る所…


由香里は慣れた感じで乗る…


手を大介の腰に回し、抱きつく…


何してるの?


私は、そのまま家へ帰った。


布団に潜り、大介を信じよう。


そう、言い聞かせてた。


夜、会える。


待っていよう…


ちゃんと言ってくれるはず…




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