続 初恋〜UIREN〜 私だけを見て…


私の前でこんな顔したかな?


私の前でこんな幸せそうかな?


なんて、一枚…一枚見てた…


大介はそんな私を見て


『ゴミ!ゴミ!』


と、破りゴミ袋に入れた。


見られたくなかったのかな?


でも、分厚いアルバムがベッドとBOXの間から出てきた…


古くないなぁ…


中身を見てみた。


大介の字で細かく、何月何日どこで…


なんて書いてある…


大切そうにしてたから、大介が見てない内に戻した。


ちょっと試してもいいよね?


次来てない事を私は願う。


私を思ってくれるなら…






< 74 / 172 >

この作品をシェア

pagetop