俺だけの可愛い子犬


「ヤバかった〜‥」

部屋に戻って呟いた。

「ハハっ‥にしても、奏人‥
見すぎだったぞ?」

「え?マジで?!」

「マジ。でも、紫音は気づいてない
と思うけどね?」

あぁ‥そうなんだ‥

嬉しいような、悲しいような‥

「そういえば、夕飯の後の
肝試し行く?」

「あぁ?」

肝試しなんてあんだ‥

「夕飯の時に由南たちに
聞いてみっか?」

「あぁ‥そうだな‥」


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