彼女は店長

(そう言えば…でも改装工事の音で…いや、じゃなくても他に気を取られてて…)

店長の白い指と大きな瞳しか見ていなかったオレは、面接の際にも名札の存在に気が付いていなかった。

「なに?どうしたの?女が店長じゃイヤとかw?」

「いや…いいえ、ええ…若い店長なんだな、って…」

「バムッチクンは…19だっけ?じゃ4つ上よw」

(マジかよ!ゼッテー同い年くらいにしか見えねぇ…)


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