【短編】君のカケラ
最後の光を放つかのように、暗闇を照らす空の姿。
僕はそっと後ろから抱きしめる。



そして僕の腕の中で、光は静かに消えていった。



抑えていたものは一気に溢れ出し、言いようもない現実感が僕を襲う。
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