シャイニング・ジュエリー



だから、演劇は楽しい。


色んな役を演じるたびに、違う自分になれる。

裏方の作る演出によって、どんなイメージにも変化する。



同じ台本も、それを作っていく人やメンバーによって楽しくも、悲しくもなるから素敵。


自分たちにしか作れない劇を作ることができるの。



「そうだね!頑張ろ♪」



芽衣が隣で、えくぼを見せながら微笑んでくれる。


色々あったけど、やっぱり芽衣は芽衣。

芽衣にそう言ってもらえると、一番安心する。


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