赤い糸―運命のヒト―



ねぇ空…



君の苦しみは痛い程わかったよ。



俺が空の抱えているものを背負ってあげたい…――



でも、それはできない…



それが神様が与えたその人の『人生』なのだから…



それでも俺は空の荷物が…空の心が崩れないように支えることはできるから。



俺は許されるならずっと空を近くで支え続けたい。



今まで自分では気付いてなかった空への気持ちは無意識のまま、とても大きく膨らんでいたんだ…――





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