私の執事は同級生!?(仮)
私は自室のベッド横になる。

なんとなく今日は疲れた。

いつもと全く違う態度の龍神。

優しい新木君。

あ、そうだ。女の子とも話したな。

あんまり名前と内容は覚えてないけど。

あと入学式。あれは疲れた。

驚いたのは龍神は女の子にモテるということ。

すごくかわいい女の子ばかりで…。

……みんな龍神のこと好きなのかな?

龍神はどう思ってたかは知らないけど。

とにかく今日は疲れたのだ。

夕食も少し食べ、お風呂も入った。

髪は濡れたまま。

しばらくすると龍神がやってきた。


「髪を乾かしに来ました」

「…ん」


ベッドから起き上がり、椅子に座る。

龍神の手にはすでにドライヤーとブラシが握られていた。

機械的な音と風が流れる。


「今日はお疲れ様です。
早めにお休みになってください」

「そうさせてもらう」

「明日も早いですよ」

「龍神もね」

「私は毎朝4時半おきです」

「早っ!!」


私にはとても考えられない時間だった。

中学の時は9時までに学校に来ればよかったから、いつも8時起き。

だから8時半までに登校の今の学校は過酷なものだった。

昨日も7時に起こしてもらった。


「お嬢様は朝が苦手なようですね」

「…低血圧かな」

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