小さな恋の物語

肌寒い春の夜に

あたしの名前は咲。
片想いの相手の名前は裕。

あたしが裕の存在を知ったのは
今流行りのmixi。
冬も間近の秋の終わりに
裕がメッセージを送ってきた。
理由は簡単。
多分『夢が同じ』だったから。

でもこの頃、
色々な人からのメッセージが多くて
あたしの中では
裕もその一人にすぎなかった。
あの日に見直していなければ…
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