キミだけをずっと②
非常階段へ逃げた私はコンクリートの手すりから大きな声で叫んだ
「あ〜!」
ストレスが叫んだことによって少しはモヤモヤとした気持ちが消えた気がした
「凌の馬鹿〜!」
一人で大きな声で叫びながら、青い空を見上げていた
「誰が馬鹿だって?」
その冷たい声は…
後ろを振り向くと、そこにはドアの入口で腕を組んで立っている凌の姿があった
凌はゆっくりと階段を降りてくる
コンクリートの冷たい壁に背を向ける