幸せ探し
球技大会当日
朝早くから伊藤は
バスケの女子に席を囲まれていた
「ねぇ、なんで1日も練習来なかったの?」
「用事があったから」
「ウチらも用事があっても
練習の方優先したんだよ!!」
ボスみたいな女子が怒鳴る
そのあとにそのボスの
仲間1も続いて言う
「あんた、ホントにバスケできるの?
もし、今日ウチらの足引っ張ったらただじゃ・・」
「完璧にこなせばいいんでしょ!!」
伊藤は仲間1の話の途中で
ごもっともな意見を述べた
それに、何も言えない女子たちは
悔しそうに体育館へ行った