~夏の思い出~ 君に、初恋。【完結】

夏祭り





今日は、夏祭り。







……らしい。




妃に触れられるようになってから何日か経った。



いつでも、触れる。




妃が幽霊だってことなんか、忘れそうだ。






だけど、胸に突っ掛かったみたいに忘れることはない。




それはやっぱり、妃のその人らしくない雰囲気のせいかもしれない。














俺は、昨日妃を夏祭りに誘ってみた。





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