~夏の思い出~ 君に、初恋。【完結】




妃は俺の言葉に「あはは、」と笑って水の中から出てきた。





濡れてねぇし…




「ちょっと、水浴びしてました。」




そんな必要あんのか?



まあ、妃がそうしたいなら別にいいんだけど。



ただ、心臓に悪い…






「何回か呼んだんだけど…」

「ああ、ここにいたから聞こえなかったんですね。きっと。」






そんなもんか。


なんだ。




妃が消えたとかじゃなくて、良かった。





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