君が欲しい

最早誰かなんて特定出来ない。

けれど、人間としての形を無くしたそれは、確かに彼女だった。

服が同じなだけではない、恋人としての勘だろうか、何かが僕にそう訴えていた。

彼女の潰れた目玉と目が合った瞬間、僕の意識は途絶えた。

< 11 / 34 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop