ただ笑顔の為だけに
全章
放課後の校舎裏。アイツが誰かといるのを見つけた。

女生徒。

多分あれは隣のクラスのヤツだ。

遠目から見ても、雰囲気がただならぬことがよく分かる。

あぁ、泣くぞ泣くぞ、絶対泣くぞ。

そう思うが早いか、女生徒は顔を両手で覆うと肩を震わせ始めた。


(やっぱりなぁ)


溜息をついていると、アイツと目が合った。
< 1 / 12 >

この作品をシェア

pagetop