彼×私×彼女の事情
約束

お義母さん特製の冷汁をお昼ご飯に食べて眠った。薬も順調に効いている。


節々の痛みも無くなってきた。


完治へまっしぐら。


俊くんとの約束を守るため素直にベットに入り大人しくした。


目をあけると同じ高さに俊くんがいる。


「えっ!何でいるの?」


そう言って飛び上がるに起きた。夢かと思ったら本人だった。


「もぅ20時だよ。早く帰るって言ったじゃん」

冷静にツッコまれた。どうやら気が付かないうちに寝ていたらしい。だけど寝た記憶かがないし何時間寝てるんだ。



こんなに睡眠をしたのはいつぶりだろか。寝すぎて体がだるい。


「顔まだ赤いね」


俊くんが言った。目をあけたらいきなりいたから恥ずかしくて赤いのと言いたいがドキドキして言えない。


「スポーツドリンクでも入れてこようか?汗、いっぱいかいたでしょ」


「えっ?」


確かに解熱剤の影響で凄い汗だく。

髪もべたついてる……。


「着替えてからいくから先に行ってて」


解熱剤の効果すごすぎる。
寝室の隣の部屋へ移動して着替える。必要ないので一部屋をウォークインクローゼットのように使用している。パウダーシートで体をキレイにして髪をとかす。まとめてしまえば少しはキレイに見えるかな?


匂いが気になる……シャワー浴びたい。パウダーシート大量に使用したが不安で仕方がない。ドラマみたいにキレイな病人はきっとたいした病気では無いんだろうな。


恥ずかしい気持ちを抑えてリビングへ。


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