彼×私×彼女の事情

彼の息が落ち着くのを待って彼の案内でレストランへ。


レストランは白がメインカラーで家具はダークブラウンで統一。さし色にピンクが使われ女の子には堪らないくらいかわいいレストランだった。ふと昔に行ったイギリスのレストランを思い出して私はさらにテンションが上がる。


窓際の席に案内された。


「綺麗」


思わず口からこぼれた。


窓の外には中庭があり、キャンドルが飾られていた。炎が揺れるたびキリキラと光輝くように見えた。


「キャンドルを見てたら落ち着くんです。だからこの席が大好きで」



俊くんはキャンドルを真っ直ぐ見つめながら言った。その横顔ははじめてみる顔で凛としていて優しさがあふれ出ている感じがした。


きっと自分の信念や意見をきちんと持った人なんだろう。不思議だけどそんな気がした。


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