いつかの姫といつかの僕
「お前は夢をみすぎた。幸せになりすぎた。現実をみなよ」
にやけながら
姫の体の姫ではないものが言った。
「ふざけるな。姫の中から出ていけ」
「王子様のお望みなら出ていくとも」
にやけながら
姫の体の姫ではないものが言った。
「ふざけるな。姫の中から出ていけ」
「王子様のお望みなら出ていくとも」