私の血を狙わないで。






ハクさんが帰ると、私はベッドに座り込んだ。



涙をこらえるのも限界。




「………うぅ……」




止まらない涙が、私のほほを濡らしていく。






首の痛みを忘れて





私は朝まで泣き続けた。





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